①　　姿勢　　…　体の構え

両足の幅は握りこぶしより狭くして立つ

お尻をギュッと締める

肩の力、上半身の力を抜く

猫背にならず、胸を楽々と開く

背骨の上に頭を乗せる

※イスに座るときは、 坐骨 （ ざこつ ） で座る

腰を立てる

腰骨を倒してはいけない

②　　呼吸　　…　命の構え

歌うための腹式呼吸

3つの筋肉： 臀筋 （ でんきん ） ・腹筋・ 横隔膜 （ おうかくまく ） を使う

お腹をへこませて息を吐き切る

お腹の力をゆるめると、横隔膜が下がる

おなかが膨らんで息が入る

臀筋でお尻を締める

腹筋で腹圧を抑える

3つの筋肉のバランスを保ちながら

息を細く出す

息の量とスピードをコントロールする

③　　笑顔　　…　心の構え

”最高の笑顔”をつくろう

顔面の「表情筋」を使う

額、眉、目、頬、口角、小鼻、上唇

これらをすべて引き上げる

”恥ずかしい”は捨てよう

笑顔によって、上顎の奥の 軟口蓋 （ なんこうがい ） が広がる

軟口蓋が反響板、その上の鼻腔がホールの空間だ

上前歯を見せ

ア・エ・イ６本、オ４本、ウ２本

を意識する。

鼻の下を伸ばしてはいけない

さらに…

顎 （ あご ） の 蝶番 （ ちょうつがい ） をゆるめ、下顎を脱力し、下げる

笑顔はキープしたままだ

舌の奥の方（ 舌根 （ ぜっこん ） ）がゆるむ

軟口蓋が広がれば、“当たり”の声に変わる

舌根がゆるめば、やわらかな声が出てくる

もう一度言おう！　あなたには･･･

今までの自分をすべて捨て去る勇気が必要だ！

※ イラストは、Webサイト「かわいい素材集『いらすとや』」を使用しています。