合唱団のあゆみ

前身は東大阪第九合唱団

私たち東大阪第九シンフォニー合唱団は1999年4月東大阪の地に誕生いたしました。

 

前身は「東大阪第九合唱団」。1980年に、故 朝比奈隆先生の指揮で「府民劇場第九シンフォニーの夕べ」を開催いたしました。

その後、故・畑実先生のご尽力を得て、1981年に近畿大学交響楽団の定期演奏会に出演。

以来東大阪で、近畿大学O.B.交響楽団とともに、アマチュア合唱団とアマチュアオーケストラによる「第九シンフォニー」を開催してまいりましたが、第17回演奏会ののち解散となりました。

 

私たちアマチュアの手による“東大阪の第九”の灯を消したくない!

そして1999年4月に「東大阪の第九」の灯を消すまいと有志が集い、「東大阪第九シンフォニー合唱団」として再出発をいたしました。
以来、毎年欠かすことなく12月に定期演奏会を行い、第九を演奏し続けています。
創団当時は「東大阪で第九」の知名度が高くないためか集客や告知に力を尽くすこともありましたが、おかげさまで近年はたくさんの方に来場いただけるまでになりました。


さようなら市民会館、そして新たな未来へ

創団以来演奏会の会場であった「旧東大阪市民会館大ホール」ですが、2014年の演奏会を最後に、老朽化のため解体となりました。

 

新しい市民会館は八戸ノ里駅の北に2019年完成予定でしたが、それまでの間は毎年決まった会場での演奏会が難しく、演奏会の度に会場が変わることとなりました。

 

2015年は上本町の国際交流センター大ホール、2016年は八尾プリズムホール、そして2017・2018年は大東サーティホールにて定期演奏会を行いました。


2018年までは東大阪市以外の会場で演奏することになりましたが、それぞれの会場ごとに最高の演出と演奏ができるよう、日々練習にはげんでまいりました。そして2019年9月、新しい市民会館「東大阪市文化創造館」がついに完成しました。私たちの歌声で、東大阪の地に第九が戻ってきた喜びを分かち合いたいと思います。